Wi-Fi親機(無線ブロードバンドルーター)を選ぶには
ブロードバンドルーターとは、インターネットに接続する際に使う器機のことで、複数のパソコンやスマホなどを使うときに、どのパソコンやスマホからでもインターネットに接続できるようにしたいときに使います。
そしてWi-Fi親機(無線ブロードバンドルーターとかWi-Fiルータ)は、ブロードバンドルーターにケーブルではなく無線でパソコンやスマホなどを接続できるものです。
現在ではインターネットに接続するのは1台のPCだけということはなくなってきましたので、自宅やオフィスで使うには必需品になっています。
色々な種類があって、どれを選んでいいのかよくわかりませんよね。
ここでは外出先で使うポケットWi-Fiは除いて自宅やオフィスで使うものに限定して考えてみます。
選ぶポイントは以下のような項目があります。
- 無線のスピード
速いほうがいいですが、宅内でのファイルのやり取りが多いとか、動画の情報をやり取りするのでなければ、現在売られているものであればそれほど気にすることはありません。 - 無線の規格(a/g/b/n/ac)
acが一番新しくて便利な規格。この規格の場合、- 最大1300Mbpsの無線スピードがでること
- 電子レンジやゲーム機などが発する2.4GHzの電波と干渉を起こさないこと
- iPhoeは除くが、ほとんどのスマホがこの規格に対応していること
などの特徴があります。
- 有線のスピード WAN側(インターネット側)とLAN側(オフィスまたは家庭内)のスピード
WAN側は、契約している回線スピードを超えても意味がありません。
LAN側は、ケーブルを使う機器がなければ無視していいです。ある場合でも、無線のスピードと同じで、速いほうがいいですが、宅内でのファイルのやり取りがとても多いとか、動画の情報をやり取りするのでなければ、現在売られているものであればそれほど気にすることはありません。 - 宅内の環境
3階建て、マンション3LDK、など、どこで使うかにより電波がきちんとどくかを確認する必要があります。 - 有線LANも使う場合のポート数
無線ではなくケーブルを使う機器がある場合に、その数分があればOKです。足りなくてもHUBを購入して追加することができます。 - USBポート
USB接続のHDDやUSBメモリなどをつないでファイル共有をしたり、USBプリンタを共有したり、メディアサーバなどをつなぐことができます。
これを行うことで、NAS(ネットワークアクセスストレージ)などネットワークで共有するHDDや、ネットワーク接続のできるプリンタなどを購入する必要がなくなります。
つなげられる機器は、機種により異なるので確認しましょう。 - 省エネモード ECOモードがあるかどうか
- 無線のパソコンやスマホなどの簡単設定ができるかどうか
- その他
悪質サイトブロック
外から入れるかどうか(Aterm:ホームIPロケーション)
来訪者の所有するパソコンやスマートフォンを他のPCなどには影響を与えずにインターネット接続できるようにする
など
NEC AtermWR8165N(STモデル) PA-WR8165N-ST
から
NEC AtermWG1800HP(HPモデル) PA-WG1800HP
まで、たくさんの 無線LAN親機 があります。