Windows8/8.1 の スタート画面の「メール」

Windows 8.1 で Windows Live Mailを設定して使っていたのですが、

スタート画面からの、天気やニュースのアプリが気に入ってしまって、デスクトップよりスタート画面のほうが使う率が多くなられた方から

『スタート画面のタイルにある「メール」を使いたい』ということを言われました。

 

このメールアプリは、、Outlook.com (旧 Hotmail)、や Gmail のようなIMAP に対応したプロバイダー のメールを使うことができるものです。

POPでパソコン内にメッセージを取り込んで保存しておきたい、というものには対応していません。

 

Windows Live Mail などでアカウントの設定を行うとき、「受信サーバーの種類」でPOPとかIMAPとかを選ぶことができるのをご存知でしょうか。

自分あてに送られたメールは、契約しているプロバイダーなどのメールサーバーに受け取られます。

 

そして、すっごく簡単に説明すると

 

「POP」の場合には、自分のパソコンのメールソフトなどを起動したり「受信」ボタンをクリックしたりすることで、自分のパソコンに受信したメールをコピーしてきます。

だから、たとえサーバーに接続できないときでも、サーバーにトラブルがあった時でも、一度受信したメールは、受信トレイなどで見ることができるのです。

この時、設定によって、メールを受信したら、サーバーから受信メールを削除したり、指定されている日数を過ぎたら削除されたりします。

これにより、自分のパソコンにあるものでも受信サーバーにはないメッセージが存在するようになります。

 

これに対して「IMAP」の場合には、メールソフトを起動すると、ネット上のメールサーバーに接続して、その中にある受信メールなどを見ることになります。

なので、一般的には自分のパソコンにはメッセージは何もありませんし、サーバーに接続できなければ、読むことができません。

 

 

ということで、Windows8/8.1のスタート画面にある「メール」アプリは、POPには対応していないものになります。

自分のパソコンにしっかり受け取りたい!という、昔ながらの受け取り方をしたい場合には、使うことができません。

 

 

目次

スタート画面のタイルの削除、追加

(キーボードとマウスを使っている場合です)

そんな場合には、「メール」のタイルを外してしまって、Windows Live Mailなどのソフトを、スタート画面のタイルに置いておけば、「スタート画面からメールを起動したい」という要求には対応できると思います。

 

「メール」タイルを外す

スタート画面の「メール」アプリを右クリックして、「スタート画面からピン留めを外す」をクリック
startmail

 

 

「Windows Live Mail」を追加する

マウスを画面右上からおろしてきてチャームバーを表示させ、検索ボックスに追加したいソフト名(この場合は「Windows」)を入植していき、ボックスの下にソフト名が現れたら、そのソフト名を右クリックして、「スタート画面にピン留めする」をクリック

startmail2

 

これで、スタート画面からメールをワンクリックで表示させることができるようになります。