バックアップ用ソフト
マイドキュメントなどを表示させて、コピーしたい場所に、ドラッグ&ドロップすれば、これも立派なバックアップです。
ただ、こんなことをしていると面倒ですね。
そこで役に立つのがバックアップ用のソフトです。
- 無料のものを使うか、有料のものを使うか
- パソコンのハードディスクを丸ごとバックアップか、指定したフォルダやファイルのバックアップか
「イメージバックアップ、システムバックアップ、パソコンのまるごとバックアップ」の意味はこちら - 差分バックアップか増分バックアップか
「差分バックアップ、増分バックアップ」の意味はこちら - リストアが簡単か
などが検討項目です。
目次
主なバックアップソフト
外付けハードディスクなどが必要になります。
BunBackup |
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ファイナル丸ごとバックアップplus |
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Acronis True Image 2014 Premium |
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NovaBACKUP |
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LB イメージバックアップ11 Pro [ダウンロード] LB イメージバックアップ11 Pro【パッケージ版】 |
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バックアップソフト付の器機 | バックアップソフトが付いている外付けハーディスクなどもあります。 一緒に購入するのも便利ですよね。 バックアップの器機についてはこちら |
差分バックアップ、増分バックアップ
差分バックアップは、最初にすべてのバックアップを取った後、最初にとったすべてのバックアップデータと異なる部分だけバックアップしていく方法です。
増分バックアップは、最初にすべてのバックアップを取った後、直前のバックアップデータだけをバックアップする方法です。
ややこしいですよね・・・例えばこんな感じ。
差分で取るファイル | 増分取るファイル | ||
---|---|---|---|
最初 | すべてのデータをバックアップ | A B C | A B C |
2日目 | Bを更新、Dを追加 | B D | B D |
3日目 | Cを更新 | B C D | C |
4日目 | Aを更新 | A B C D | A |
つまり、バックアップを取るときは、時間も容量も増分バックアップのほうが少なくてすみます。
ただし、もとに戻すときは、差分は、最初のバックアップと最終のバックアップだけであるのに対して、増分はすべてのバックアップが必要になります。
イメージバックアップ、システムバックアップ、パソコンのまるごとバックアップ
通常は丸ごとバックアップというと指定したものをすべてイメージバックアップ、システムバックアップなどともいう。
作成したファイルだけでなく、インターネットの接続、インストールしたソフトなどなど、バックアップしたパソコンが覚えて入りすべての情報を保存するバックアップ方法です。イメージバックアップなどといいます。
ファイル類だけのバックアップだと、パソコンを初期化した時には、インターネットの接続を設定しなおしたり、後からインストールしたソフトやそれらの設定などは、全てやり直さなければいけないのですが、その手間を省くことができるバックアップ方法です。
ただし、パソコンが故障した場合、同じハードウェア(パソコン)に戻すことはできても違うパソコンに戻すことができない場合もあります。違うパソコンにも簡単に戻せるバックアップソフトが必要です。