Windows Live Mail 2011 添付されているはずの画像がない

受信したメールに画像が添付されているはずなのに何もない。
添付マークもなければ、それ以外の添付ファイルもない。
どう見てもきれいさっぱり何もない。

利用しているのはWindows Live Mail 2011。
送られてきたメールをプロパティで確認すると、送信元のメールソフトはOutlook 14(2010)。

送られてきたメールのソースを見るといろいろな情報が見られるが、本文がテキストだけでなく何か添付がついていると文字化けしたような膨大な量の文字列が見られる。

Windows Live Mail のせいだと思っていたが、Outlookの問題だったようで
「Outlook 2010/2007/2003 でメールを送信すると添付ファイルが消えたり、WINMAIL.DAT というファイルになる問題」
というページに詳しく書いていただいていました。
「Outlook Express や Windows Mail で消えてしまった添付ファイルを取り出す (WINMAIL.DAT をデコードする) スクリプト」
のページでは、送り直してもらうことができない場合に、メールから添付ファイルを表示するためのスクリプト(プログラム)まで提供されています。

今回はこのスクリプトを利用させていただいて、添付画像つきのメールにすることができました。

簡単に言うと(あまり簡単ではありませんが)
Outlook メールでは、TNEF(Transport Neutral Encapsulation Format)という形式でメールを送信していて、受け取った側でそれがうまく認識できないと添付ファイルなどがうまく表示できない、ということのようです。

今回のようにまるっきり添付ファイルが見えない状態になっている場合や「winmail.dat」という添付ファイルになってしまったりすることもあるようです。

できれば、テキストメールで送り直してみてもらうといいのかもしれません。
(絶対大丈夫というわけではありませんが)


参考までに、Windows Live Mail 2011 では、受信したメールを右クリックして、表示されたメニューの「プロパティ」をクリック。「詳細」タブで「メッセージのソース」をクリックすると、メールが何のソフトで送られてきたのか、どんなメールが送られてきたなどの詳しい情報を見ることができます。


もう一つ参考までに。
送られてきたメールが Outlook 14 のように書かれていて、バージョンがちょっと変、というような場合
例えば Outlook 14 は Outlook 2010 のこと。
この対応については「Outlookのバージョン情報を確認する方法」で確認することができます。