クリーンブートの方法 覚書
目次
クリーンブートとは
クリーンブートとは、追加されたスタートアッププログラムや周辺機器のドライバなどを無効にし、Windowsの機能だけの必要最小限の状態でOSを起動させること。
この起動方法で、トラブルの調査や解決を行えるものです。
インストールしたプログラムをアンインストールできなかったり、Windows Updateに失敗して、個別にインストールしたいような場合に役立ちます。
Microsoftのサイトで「Windows のクリーン ブートを実行する方法」に詳細が書かれています。
Windows 10 でのクリーンブート
- スタートボタンの右側の検索ボックスに「msconfig」と入力して表示される「システム構成」をクリック
- 「サービス」タブで左下の「Microsoftのサービスをすべえて隠す」にチェックを入れて、「すべて無効」をクリック
- 「スタートアップ」タブをクリックし、「タスクマネージャーを開く」をクリック
- 「状態」が無効になっていない「名前」の部分をクリックして、右下の「無効にする」をクリック。
これをすべて無効になるように繰り返す。
最初から無効になっているものがある場合、「状態」をクリックすると有効、無効で並べ替えが行えるので、有効のものだけを無効にし、元に戻すときに忘れないように無効になっているものを確認しておく。 - 他に起動しているアプリなどがないことを確認して、「再起動」をクリック
- 「再起動」すると画面右下のタスクトレイに、ほとんど何も表示されていないことが分かります。
Windows 8 でのクリーンブート
Windows8.1で実行しようとしたとき、わかりづらかったので覚書として残しておきました。
- 画面右上から下にマウスを持っていくとチャームバーが画面右側に表示されます。そこで「検索」をクリック。
- 検索ボックスに「msconfig」と入力し、表示された msconfig.exe をクリック
- 「システム構成」ウインドウで「サービス」タブをクリック
- 左下の「Microsoftのサービスをすべて隠す」とすると、サービスの中からMicrosoft関連のものが表示されなくなります。(Microsoftのサービスだけはチェックを外さずに残しておくためです)
- 右下の「すべて無効」をクリック。
- 「スタートアップ」タブをクリックし、「タスクマネージャーを開く」をクリック。
- タスクマネージャーが開いたら「スタートアップ」タブが開いていることを確認し、それぞれのプログラムをクリックして、右下の「無効にする」をクリックしていき、すべてのプログラムを無効にします。
- タスクマネージャーを右上の「x」で終わらせて、「システム構成」のウインドウで「適用」または「OK」をクリックすると再起動するかどうかのメッセージが表示されるので「再起動」をクリック。
- これで、最低限のドライバーおよびスタートアップ プログラムを使用して Windows が起動します。右下のタスクトレイで確認すると、いつもより少ない数になっていることがわかると思います。
クリーンブートから元に戻す
クリーンブートでの処理が終わり、元に戻したい場合には、
- 上記作業と同じように「システム構成」を開いて「全般」タブで「通常のスタートアップ」をクリックします。
これで、「サービス」タブを確認すれば、すべてにチェックが入ると思います。
- 「スタートアップ」タブをクリックし、「タスクマネージャーを開く」をクリックして、最初に有効になっていたものすべてを有効にしていきます。